ここでネットワークビジネスにも触れておきましょう。
ビジネスというのも間違いではないですが、正確にいうと「お買い物の形式」です。
よくネットワークビジネスとねずみ講、マルチまがいなどを混同して悪いものという人がいます。
まずはそのことに触れて行きます。
ねずみ講というのは簡単にいうとお金だけのやりとりです。
●円入れたら●円になって返ってくるから払ったほうがいいというものですね。
これを人から人へという紹介形式で報酬を多段階で分配すると、完全に違法で一発逮捕、被害額によっては一発刑事事件です。
マルチまがいというのはねずみ講が商品がないからアウトだから、何か商品をつけておくかと言って、商品をつける場合です。
しかしその商品に金額相当の価値がない場合マルチレベルマーケティングのバッタ物、マルチまがいとして認定され、ねずみ講と同じ処分を受けます。
こちらのマルチまがいでも一発刑事事件としての逮捕になった例も数例あります。
一方ネットワークビジネスは先ほど申し上げたように、お買い物です。
お買い物にポイントがついていて、そのポイントをお金に換金できる、みたいなイメージを持っていただくとわかりやすいでしょうか。
これは合法になり何の問題もありません。
しかし多くの方が知らないのは、「ネットワークビジネスでも違法になりかねる」ということです。
例えばサプリメントや化粧品などのネットワークビジネスは、痩せる、治るなどの効果効能をうたうことが一切できません。
また一番知られていないですが一番重いのが、商品の多量買い込みです。
ネットワークビジネスは先ほどから言っている通り、お買い物です。
生活利用などの必要以上のお買い物を課す、数十万円登録はお買い物の範疇ではなく「儲かるから買う」という認識になり、お金の連鎖という受け止められ方をします。
ここには「必ず儲かる」などのフレーズがつきまとってくるため、合わせてアウト、ねずみ講と同じ認識になります。
詐欺師と旧統一教会信者による物なし違法マルチ【フォーテック】【Eruaffiliate】【ライフアップ】【アフィリコ】の話に戻りましょう。
【フォーテック】【Eruaffiliate】は参入代金に相当する商品やサービスがありません。
ですので日本の法律的にネズミ講になります。
消費者センターなどのクレームは、なんというビジネスで何が行われているかがポイント制になりカウントされ、一定になると警察が介入、という流れなので違法行為ではないが警察の調査を恐れ会社名、ビジネス名を2.3年に1回ほど定期的に変える、というのが現在の流れです。
ということは主催者やリーダーたちも、合法なネットワークビジネスどころか違法なビジネスということをわかって運営している、というのは理解しておいた方がいいかと思われます。
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